2026年9月11日

小学6年生の漢字:191字と中学準備の総仕上げ

卒

執筆: JakeLab ジェイク(小学生の子を持つ父・本サイト開発者)

6年生の漢字学習で意識したいこと

小学6年生では191字の漢字を学びます。これで小学校で習う漢字は1,026字すべてが出そろうことになり、6年生の漢字学習は「新しい字を覚える」段階から、「これまで習った漢字を含めて、中学校での学習につなげる」段階へと役割が変わっていきます。

保護者の方からは、「新しく習う字はできているが、実は低学年で習った字を忘れている」「中学に上がる前に、抜け漏れがないか不安」といった声をよく耳にします。6年生は、新しい学習と並行して、これまでの総復習に取り組む必要がある学年なのです。

なぜ抜け漏れに気づきにくいのか

6年間かけて習う1,026字は、日々の学校の授業では新しい漢字の学習が中心になり、過去に習った漢字をまとめて振り返る時間はあまり多くとれません。そのため、1〜3年生あたりで習った基礎的な漢字ほど、いつの間にか忘れてしまっていても気づきにくいという特徴があります。

また、テストの点数だけを見ていると、新しく習った範囲の理解度は分かっても、それ以前に習った漢字の定着度までは見えづらいものです。総復習を後回しにしたまま中学に進んでしまうと、中学の学習でつまずく一因になりかねません。

家庭でできる具体的な工夫

6年生のうちにおすすめしたいのが、学年をさかのぼった総復習です。まずは1〜5年生の漢字を一通り書き出してみて、読めない・書けない字がないかを確認するところから始めましょう。抜け漏れが見つかった学年があれば、その学年の漢字を重点的に復習します。

総復習は一度にすべてをやろうとすると挫折しやすいため、学年ごとに区切って少しずつ進めるのがコツです。夏休みや冬休みなどのまとまった時間を使い、計画的に取り組むと負担が少なくなります。

中学校では、小学校で習った漢字を前提に、より抽象度の高い語彙が次々と登場します。読める・書けるだけでなく、正しい意味で使えるかどうかまで意識して、6年間の総仕上げをしていきましょう。

総復習に取り組む際は、家族で一緒に振り返る時間を作るのもおすすめです。保護者の方が問題を出してあげたり、逆にお子さまに「この字、なんて読む?」とクイズを出させたりすることで、6年間の学びを振り返る作業自体を、前向きな時間として過ごすことができます。

6年生の1年間は、卒業や中学準備など行事も多く、まとまった学習時間を確保しづらい時期でもあります。だからこそ、総復習は特別な時間を新たに作るというより、日々のちょっとしたすきま時間を活用しながら、無理なく積み重ねていく意識を持つとよいでしょう。

中学校の漢字学習への橋渡し

中学校では、小学校で習った1,026字を前提として、さらに新しい漢字や、より抽象度の高い熟語が次々と登場します。小学校段階での取りこぼしがあると、新しい学習内容についていくだけで精一杯になり、漢字そのものへの苦手意識が積み重なってしまうことがあります。

6年生のうちに意識しておきたいのは、「読める・書ける」に加えて、文章の中で正しく使い分けられるかどうかです。中学校の定期テストでは、漢字単体を問う問題だけでなく、文脈の中での適切な使い方を問う出題も増えていきます。

総復習は、あくまで小学校生活の総仕上げであると同時に、中学校での学習をスムーズに始めるための準備でもあります。焦らず、しかし確実に、6年間の学びを自分のものにしていく期間として、夏休みなどのまとまった時間を活用してみてください。

ジブンドリルでできること

「ジブンドリル」は全学年の漢字に対応しており、過去の学年の漢字を選んで復習することもできます。抜け漏れが気になる学年があれば、その学年のドリルに戻って総復習に活用していただけます。

夏休みなどまとまった期間での総復習には、学年別の夏休み総復習ガイドもあわせてご覧ください。計画的な振り返りの進め方を紹介しています。